2010年03月07日

世界遺産都市 澳門 (17終)

短いがとても充実したマカオの1日だった。
最後の行程も記録として留めておこう。

ふたたびフェリーターミナルに戻ってきた。

帰りはFirst ferryで。九龍へ直接帰るルートだ。


買ったチケットは20時発の九龍行き。
運賃はHKD175(約2,000円位)


出航時刻が迫っていたので慌ただしくフェリーへ向かう。

「不夜城」マカオは、夜はまだまだこれからだ・・・と誘うかのような輝きを放っている。



夜、香港へ向かう船内はかなり空いていた。
疲れた体をシートに沈めたものの、なぜか気持ちが高ぶっていて眠れない。
目を閉じて今日1日の出来事を思い返してみる。

「また来よう・・・。」

遠く夜景を眺めながら、そう心に決めてマカオを後にした。

<おわり>
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世界遺産都市 澳門 (16)

たくさんの世界遺産に彩られた「歴史の街マカオ」は夜になるとまったく違う顔を見せ始める。



「深夜特急」にも登場する老舗カジノ「カジノリスボア」のネオンに灯が点ると、いよいよ「不夜城マカオ」の始まりだ。



今夜は隣の「グランドリスボア」を攻めてみよう。



中へ入るとまず目に飛び込んでくるのが、大きな螺旋階段と巨大なシャンデリア。
豪華絢爛な内装が我々を出迎えてくれる。



よく分からないシロモノがたくさん飾ってある。
まさかこんなところにレプリカは飾らないだろうから、きっと途方もない金額のものなのだろう。

クロークで荷物を預けカジノフロアへ。



中の客はそのほとんどが中国人だった。
前回隣のカジノリスボアを訪れたのは約20年前になるだろうか・・・。
その時もあまりの中国人の数とパワーに圧倒された記憶がある。
西洋のいわゆる「カジノ」らしい華やかさとはまるで違う「博打場」という呼び方がピッタリのような雰囲気だ。

ルーレットを軽く遊んで、軽く負けて「博打場」を後にした(笑)



カジノの前には「押」の店がずらり。
「必勝押」や「榮興押」など景気の良い名前が並ぶが、これら「押」は質屋だ。

負けてオケラになった客が、一発逆転を夢見て手持ちの腕時計を質に入れ、
手にしたそのわずかな賭け金もまた、カジノに吸い取られていく・・・。

そんなドラマが日々繰り返されているのだろうか・・・。

埠頭へ向かうタクシーの中で、そんなことをふと考えていた。
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世界遺産都市 澳門 (15)

またまたセナド広場へ戻ってきた。本日3回目だ。
それだけセナドが観光名所の中心に位置していることを感じさせる。


仁慈堂大楼をバックに意味不明の張りぼてにライトが灯る。

中国で見れば(ここも中国なのだが)味がある張りぼても、ここマカオの西洋の街並みには少し浮いている感じだ。

というかハッキリ言って邪魔である。


途中たくさんのアズレージョを見つけた。






この3枚はたくさんあった中の一部だが、全部で1つのストーリーを表しているのだろうか・・・。
リスボンで見たアズレージョと変わらず美しい。
ただ、違っているのは描かれているのが中国の物語らしいことだけだ。


陽もすっかり落ちてきて、街にはおいしそうなニオイが・・・。
ここマカオも他のアジアの街と同じく屋台が一般的。



そういえば、朝から夕方まで観光に夢中でかなり歩いたが、牛乳プリンとエッグタルト以外何も食べてないことに気付いた。
そして気付くと同時に猛烈にハラが減ってきた(笑)


早速近くにあった「麺」の店に突撃〜


エビワンタンメンみたいなもの(笑)

薄味だったけどハラが減っていたのでとりあえずウマかった。
『空腹は最高のスパイスである』とはよく言ったものだ・・・と妙に納得。


青島(チンタオ)ビール
これも薄味ていすと全開だ〜(笑)
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世界遺産都市 澳門 (14)

バスに飛び乗ってカテドラルを目指す。
カテドラルは「大堂」と呼ばれ、1622年に建てられたマカオで最も権威あるカトリック教会だそうだ。

世界遺産 Igreja da Sé (15/22)

カテドラル(大堂)

外見は他の教会に比べると、いくぶん質素に感じる。





中ではこの後ミサが行われるようで、たくさんの信徒が詰めかけてきていた。





祭壇には美しいステンドグラス




世界遺産 Largo da Sé (4/8)

大堂広場

カテドラルの前に広がる大堂広場。これも世界遺産のひとつに登録されている。

タグ:世界遺産
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世界遺産都市 澳門 (13)

聖ミカエル教会から見えるギアの灯台。


次はあそこまで山登りだ。

と、軽い気持ちで向かったものの、この山登りがまたキツかった。
今まで散々歩いた後の坂道だからなおさらだったのかもしれない。
つくづく世界遺産巡りは「巡礼」だと感じる。



ちょっと意識も飛びかけながらも何とかマカオ国旗がはためく山頂に到着した。

世界遺産 Fortaleza da Guia (14/22)

ギア要塞


ギア灯台と教会

ギアの丘全体が要塞となっており、中でもこのギア灯台と教会がランドマーク的存在である。



この灯台は1865年に建てられた東アジア地区で最も古い灯台。
隣に建つ教会はそれよりも遙か前の1620年に建てられた。


当時のフレスコ画が近年になって見つかり注目を集めている。

丘からの眺めは素晴らしくたくさんのランドマークが見渡せる。


Casa Real (皇家金堡娯楽場)の奥には"Ponte da Amizade(橋)"が見える。


金色に輝くSands Macau (金沙)
あのラスベガス・サンズの系列だ。

すっかり疲れ果ててしまったので、帰りはリフトで降りることにする。



本当は降りる方向が違うので乗らない方がいいのだが、そんなことは言ってられない(笑)
まあ、下へ降りたらバスかタクシーに乗ればいいだろう。

ていうか、そんなら登りをリフトで下りを徒歩にすれば良かった。
そんなの当たり前だろと突っ込まれるかもしれないが、つい目の前に目標が見えると後先考えず突撃してしまうのが悪い癖だ。
タグ:世界遺産
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世界遺産都市 澳門 (12)


聖ミカエル教会
大きな墓地に囲まれて建つ、こぢんまりとしたブルーの教会。
マカオではわりと新しい教会で1875年築とされている。
新しいと言っても100年以上前のもの・・・。


うす暗い内部には誰もいなかった。
マカオに教会はたくさんあるが、礼拝時以外はあまり人に会うことがなかった。



美しいステンドグラスを背にして大天使ミカエルが祀られている。
博物館の絵にもあったが、大天使ミカエルは右手に剣を持った戦う大天使。
ラファエル、ガブリエルと並んで、キリスト教において最も偉大な天使の一人である。

「ミカエル」は各国の言葉に合わせて呼び名が色々あり、
ロシアでは「ミハイル」英語圏では「マイケル」フランスでは「ミシェル」の語源とされている。

そう。モン・サン・ミシェルはミカエルに捧げられた教会である。
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世界遺産都市 澳門 (11)



このあたりはラザロ地区と呼ばれている。
ポルトガル風?(実際のポルトガルより数段派手な気がするが・・・。)の建物が軒を連ねている。











原色がキツ過ぎる感もあるがキレイな街並み。

ただ、そのキレイさが過剰で何とも不自然。どうしてもテーマパークのような作り物感が拭えない。
おそらく近年、ポルトガル風な建物を建てたか、或いは改装されたりしたものではなかろうか。



この地区の主役はこの"聖ラザロ教会"
マカオで最も古い教会の一つに数えられている。
始まりはハンセン病院の付属礼拝堂だったそうだ。
posted by mistral at 14:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 2010 Mar. Macau

世界遺産都市 澳門 (10)

聖ポール天主堂跡の横から小高い丘を登っていく。
目指すはモンテの砦。


世界遺産 Mount Fortress (13/22)

モンテの砦



ポルトガル人が15世紀に築いた砦で、オランダ軍の攻撃をも跳ね返したという。
現在は一帯が公園になっていて、大砲のレプリカが往時の雰囲気で飾ってある。

この砦へ向かう階段が結構キツく、汗びっしょり、息も絶え絶えで頂上へ着いた。
つくづく世界遺産巡りは「修行」だと感じる(笑)



頂上広場は見晴らしがよく、マカオのランドマーク「グランドリスボア」が正面にそびえる。
大砲とからめて撮ろうとカメラを構えていると・・・

8baka_chinese.JPG

突然フレームに人が入ってきた。それも次から次へと。

「中国人観光客」である・・・。

日本固有の領土である「尖閣」にも資源があると見るや、いきなりズカズカと土足で入ってきて立ちふさがる。

国民性はこんなところにも如実に表れるものだと感じた。

中国人観光客が嵐のように過ぎ去った後で、気を取り直して1枚。



頂上の敷地内には立派な博物館が建っていた。


その博物館へ登るためのエスカレーターが裏の方に存在することを知ったのは、
荒れた呼吸もすっかり落ち着いて、既に次の目的地へ向かった後だった(苦笑)
タグ:世界遺産
posted by mistral at 14:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 2010 Mar. Macau

世界遺産都市 澳門 (9)

聖ポール天主堂跡のすぐ脇に小さな世界遺産がある。

世界遺産 Na Tcha Temple (11/22)


ナーチャ廟

1901年、当時この地域で疫病が蔓延した際、厄払いのため建てられたとても小さな廟。

廟の奥に鎮座するナーチャは「西遊記」にも登場する中国神話の男の子の神様だということだ。


ナーチャ廟のすぐ横にも世界遺産が存在する。
ただの古ぼけた土壁なので、表示がなければ見過ごしてしまいそうだ。

世界遺産 Section of the Old City Walls (12/22)


旧城壁

16世紀から17世紀にかけてマカオに住み始めたポルトガル人が、自分たちの生活圏を守るために築いた。
土砂や藁、カキの貝殻などを押し固めた「シュウナンボー」といわれる素材を何層にも重ねて造られている。
タグ:世界遺産
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世界遺産都市 澳門 (8)

聖ポール天主堂跡の後ろ側に博物館がありました。


天主教藝術博物館

左手の博物館には貴重な宗教美術品の数々が展示されています。


Santo Agostinho (聖オーガスティン)像


長崎日本二十六聖人殉教図
文字通り長崎で26名のキリシタンが弾圧を受け殉教した様子が描かれている。


大天使ミカエル
三大天使の中にあって別格の存在のミカエル。
右手に炎の剣を持ち、左手には聖体顕示台を掲げ、伝道にかける勇気を表しているそう。


博物館を出て、反対側の納骨堂へ


一歩踏み入れるとそこは静まりかえった室内。
ここは日本人やベトナム人の殉教者の遺骨が安置してある地下納骨堂です。



この高い棚の一段一段にも遺骨が・・・。



天主堂跡の賑わいが嘘のようにここは静まりかえっています。
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