
定刻21:35チューリヒに到着。
すぐにレンタカーをピックアップして空港からアウトバーン1号線に乗り一路東へ向かう。
走ること約100km弱で目的地のサンガレンに到着した。
スイス国鉄「ザンクトガレン駅」
どうやらここは終着駅らしい。
停車中の列車は奥が特急のIC(インターシティ)、手前が振り子式特急のICN(インターシティ・ナイゲツーク)
柱で見切れているのだが、車体には"SBB CFF FFS"と書かれている。
何を意味するのか見当が付かないのでグーグル先生にお聞きしたところ、スイスは多言語国家で公用語が4つもあり、それぞれの言語でスイス国鉄を略した言葉が書かれているそうだ。
ちなみにSBBはドイツ語、CFFはフランス語、FFSはイタリア語らしい。
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夜も明け列車も動き出したようだ。
市内はトラムも走っている。
スイスでも街の中心はマルクト広場。その広場から散策を開始する。
教会が見えてきた。
聖ロレンツォ教会。ゴシック様式の尖塔が美しい。
教会の大きさに比べて入り口は簡素な感じだがゴシックらしい重厚感が漂う。
ザンクトガレンは13世紀頃から繊維産業で興隆を極めた街だ。
旧市街を歩いていると華やかな出窓をもつ建物が多いことに気づく。
かつて繊維業で財を成した富豪たちが、競って豪華な出窓を取り付けたらしい。
「出窓競争」がエスカレートするとこのように尖塔のような「変形出窓」になるらしい・・・(汗)
かつてローテンブルクで見かけた飾り看板がここにもありました。
出窓と飾り看板のコラボ